caramel

《キャラメル（一部）》泉 太郎 2013年

見ること／見られること

見る側／見られる側

2つの同時に進行する異なる世界

3次元の世界

次元の問題

別の世界が存在しているような錯覚

どっちが本当なのか分からない

疑惑、不安

誰かが覗いている

知らない誰か・わけ分からない外部、あるいは別の空間から覗いている

未知の世界

こわい

ホラー映画でよく出てくる視線っというものを感じる

視線／目線の暴力性

見られている感覚

不愉快／恥ずかしい／プライドを侵害されているような

その行為自体が2次元的な感覚から行われると

ボックスに入った中身を見るために、カッターとかでちょっとだけ切り、何が入ったのか見ているような

人間を除いた動物と人間の外見でもっとも共通的な部分＝目

この世界を見るために、この世界にある目の形をしたものを借りて覗いてみる

でも、わたしもそれを見ている

知覚による脳の特性

脳は一部分だけ見ても、あるものを連関させてそれを認識しようとする

何かしらの連関性、連関されているようなものを想像する

脳は似ているものをつないで、完成系の画像、あるいは、連続されている画像を認識しようとする

なぜキャラメルなのかに関する疑問